「最期のお世話」を、家族の手で。故人様と心を通わせるご納棺という時間
「最期のお世話」を、家族の手で。故人様と心を通わせるご納棺という時間
今回のブログ記事では葬儀という場において、故人様の生前のお姿を留める最期の瞬間である「ご納棺の儀」についてお話しいたします。
多くの皆様にとって、葬儀といえば式場での告別式を連想されることが多いかと存じますが、実はご家族にとって最も深い感情が交差する瞬間は、故人様を棺へとお納めするご納棺の場にあると私たちは考えております。病院から戻られた故人様を、これまでの感謝を込めて身支度を整え、お棺という旅立ちの場へとお移しする。この儀式は、単なる作業ではなく、ご家族の手によって故人様を優しく包み込む「最後のお世話」です。
私たちセレモでは、このご納棺の時間を、単なる葬儀の一儀式ではなく、ご家族が故人様を心から慈しみ、最期のお別れを深く噛み締めるための時間として捉えております。故人様が愛用されていた衣服をお着せしたり、生前のお写真を見ながら思い出話を語り合ったりと、ご家族の皆様が積極的に関わっていただけるようなご納棺を心掛けております。また、専門の納棺師が、死化粧を通じて故人様のお顔を穏やかな表情に整え、まるで眠っているかのような安らかな姿で送り出せるようサポートいたします。
ご納棺の際、ご家族様から多く頂戴するお悩みの一つに、「お棺に一緒に入れるもの(副葬品)」がございます。故人様が好きだった手紙や花、あるいは大切にされていた本などは入れることができますが、火葬の際、環境への影響や故人様のお身体を傷つける恐れがあるため、プラスチック製品、金属類、あるいは燃えにくい厚手のものなどは控えていただく必要がございます。大切な方との絆の品をどうするか、という点は非常に繊細な問題です。何が適切で、どのような工夫が可能かについては、事前に私たちへ遠慮なくご相談ください。
納棺時に一番ご相談されることは「写真を入れてもいいですか?」です。お写真についてはご存命の方が写っているお写真は、その方を冥途へと誘うと忌避される方もいらっしゃいますので避ける方が無難です。ですがその方が了承をされているのであればマナー的には禁止という程ではないといつもお伝えしております。家族全員で写っている写真を入れたいというご遺族様は本当に多いのです。
「最期に、家族の手で触れて送り出してあげたい」。そんなご遺族様の切なる願いを叶えることこそが、私たち葬儀社の最も重要な役割です。松戸市内のセレモ各ホールでは、ご家族皆様でゆっくりとお時間を取れるよう、専用の納棺室や控室を整備しております。慌ただしい葬儀の準備の中においても、この「ご納棺」の時間だけは、他の方々に気を遣うことなく、愛する方との対話に集中していただきたいと考えております。
ご納棺の儀は、離別の受け入れの第一歩でもあります。故人様のぬくもりを最後まで感じ、感謝を伝えるこの時間を、かけがえのないものとして私たちセレモは扱います。葬儀の形式に関わらず、ご納棺に関するご希望や、どのようなお品を一緒に入れたいかといったご相談も、セレモへお気軽にお寄せください。皆様の心に寄り添い、丁寧かつ温かなお見送りをお約束いたします。















