セレモ緊急災害備蓄品船橋倉庫を開設
東日本大震災では、各地で多大な被害がありました。わたしたちは知識と経験を活かし、現地でご遺体の保全や搬送の支援を行いましたが、物資の不足からご遺体を安置することが難しい状況が続いてしまいました。わたしたちはそれを教訓として、被災された方々に迅速な対応が出来るよう準備していきたいと考え、棺と納体袋の備蓄を始めました。これらは有事の際、必要としている場所に送られます。また、帰宅困難者が出た場合の支援等、災害時における支援協力に関する協定を一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会を通して各自治体と結んでおります。
セレモは、東日本盲導犬協会・日本聴導犬協会の活動を応援しています。
盲導犬や聴導犬は、視覚や聴覚に障がいを持つ方の手助けをしてくれる重要なパートナーです。視覚を補助する盲導犬は、進む方向を指示することで曲がり角や道路の段差、障害物などを回避しながら利用者を誘導します。耳に馴染みのない方もいるかもしれませんが、聴覚を補助する聴導犬は、チャイムの音や電話の音、また警報といった音の情報を利用者に伝える補助犬です。外出時には、背後から自転車や自動車が近づいていることを知らせるなど、歩行する際の危険を減らします。しかし、盲導犬や聴導犬を必要としている方々に対し、頭数があまりに少ないのが現状です。(盲導犬1,013頭・聴導犬56頭 平成26年5月現在 厚生労働省発表)そのため各種補助犬の協会は育成や訓練を推進していますが、ボランティアなどの人材が不足しています。両協会では、繁殖犬や仔犬を飼育してくれるボランティア、引退した犬や補助犬に向かない犬のオーナー等を、広く募集しています。協会の活動は、ボランティアや寄付金、募金などの支援によって支えられています。わたしたちはセレモホールと関連施設に、盲導犬育成募金自販機と日本聴導犬協会の募金箱を設置して活動を応援しています。